公文をやっている子は複数科目やる子が多いです。
多い組み合わせは算数と国語。少し大きくなると、算数と英語です。3教科やる園児もいて、よくやるなと思います。
そんな中、わが家は一教科。
主な理由はコスパと時間と進度です。
1.コスパがいいから
公文は習う教科数で月謝が決まるので、一教科なら7150円のみ。3教科なら21450円かかります。
宿題は一教科5枚目安ですが、教科が少ない子は多め、教科が多い子は少なめとなります。また、教室の滞在時間はあまり長くならないように設定され、かつ、直しと新しいことを教わるのは教室ということを考慮すると、1教科当たりの新しいことに挑戦できる時間が少なくなります。よって、ある程度枚数をこなさないと進まない公文では、3教科を1年でやるより、3年で一教科ずつやった方が進度は早い傾向にあります。
実際、娘は算数1教科を1年2ヶ月やりましたが、ドリルなどの予習なし&1日最高10枚で4AからDまでのテストに一度も落ちずに年長と小1で合格しました。
また、公文は英検、漢検、数検の受検会場になっていますが、学習していない教科のテストも受けられます。我が家は算数の学習期間に、国語力の補強として漢検の勉強をして受験させてもらいました。
2.時間がないから
何学年か先の学習となると、1教科でも1時間以上は教室にいることが増えます。我が家の場合、私が退社後に学童から直接連れていきますが、19時過ぎに帰宅ということもあり、これ以上遅くなるとピアノの練習ができなくなってしまいます。
また、2教科だと普段も公文の宿題を1時間程度やることになるので、宿題や習い事や遊びにあてる時間が限られてしまいます。娘は習い事も遊びも大好きで、それが良好な人間関係に繋がっていると思うので、出来るだけ勉強以外の時間を充実させてあげたいです。
3.理解できる範囲内での進度を望んでいるから
公文はパターン学習なので、テクニックを身に付けると、子供によっては意味が分からなくてもどんどん進んでしまいます。一方で、小1に通分の概念が湧くか、坊っちゃんの背景が分かるか、外国語の文法が理解できるか、というと、個人的には疑問です。なので、理解できないことに出逢ったら違う科目をやって寝かしておくというのが私の作戦です。公文自体をやめると、勉強習慣が継続しませんし、子供が自分は駄目だったのかと感じてしまいますが、科目変更ならハードルが低めです。
その間に何もしないのも心配なので、わが家はチャレンジを併用しています。計算以外の範囲をカバーしてくれますし、応用力もある程度つきそうですし、お勧めです。
お金と時間に余裕がある方、少しでも全教科進めたい方、先取りすればするほどいいと考える方は複数教科がいいと思いますが、わが家はしばらくこの方針で、3年生まで算数と国語のF終了を目指してやっていきます。
教科変更しつつ、1教科受け続ける子は周りにもブログでもいないので、こういう受け方のパターンもあるというのを参考にしてもらえたら嬉しいです。
参考(現在までの進度)
- 算数
年長 2月:4A後半&3A
3月:2A
小1 4~6月:A
7~9月:B
10~12月:C
1月~3月:D
- 国語
小1 7~8月:AⅠ、AⅡ
小2 4~6月:BⅠ、BⅡ
※土日と長期休暇10枚、平日と教室5枚
※家採点なし、学年相当チャレンジのみ併用
※現在、国語C1。ムーミンが本のキャラクターだったことをはじめて知ったようです。